おかずを常温放置した場合冬なら大丈夫?作った料理や食べ物が腐る気温や条件!
夜のおかずが残っているから明日の朝ごはんにしよう!
そこでちょっとまって!
そのおかずラップや蓋をつけてそのまま?
そうなるとふと、食中毒を気にしてしまいますよね。
涼しい場所に置いておいても傷んでしまう食品もあります。
できるだけ長く楽しめるようにいかに傷まないようにするのかポイントがぜひ知りたい!
そこでここではおかずの寿命や腐るのを防ぐ保存方法などもう一度知りたい基本のキ!を学んでいきましょう!
おかずを常温放置した場合冬なら大丈夫?作った料理が常温で腐る条件や気温は?
ちょっと前に作ったおかず例えば昼に作ったおかずなど常温で放置しておいたらどれくらい持つんでしょうか。
基本的に夏の場合は一晩置いたらアウトです。
鍋に蓋をしたカレーなどなら火を何回か通せば大丈夫。
しかしそれ以外の焼き物や煮物、ごはん類もダメですね。
25度以上の場所で3時間以上ならほぼ全滅と考えていいでしょう。
冬の場合は少し状況が異なります。
ラップに包んだおにぎりやおかずなど乾燥した空気の元ですので6時間はほぼ大丈夫。
ただし手で握ったおにぎりや蓋をしなかったおかずはちょっと怪しいですよね。
一度完全に火を通した調理済みのものであるか。
これが腐る条件の1つです。
雑菌が1つでも存在すれば当然増殖しますので食べ物や食べた人に影響が出ます。
感覚としてはその日ムシッっとする場合は3時間以上置く、かつ臭いがおかしいというときは完全にアウトですね。
特に何も感じない場合は火を通せばほとんど食べることができます。
おかずを常温で放置した場合腐るのが早い料理とは?
ではおかずをそのまま常温で放置しておいたら特に傷みやすいのはどんなお料理なんでしょう?
腐るのが早い料理の傾向としては、
①生の状態の部分があること
②薄味であるもの。
この2つの条件があるものほど腐りやすいという特徴があります。
お弁当に入れるおかずを思い出してみると、わかりやすいですね。
例えばまずはお弁当に向いていない料理を想像してみましょう。
生魚・生肉は言うまでもなく生野菜もなるべく早く食べてほしいものの1つです。
ほんの少しの葉物野菜なら心配いりませんのでお弁当にいれますよね。
でも丸一日置いてしまったらそのお弁当はちょっと食べると危ないです。
ここから考えてみるとから揚げや味の濃い煮物類梅干し、佃煮などになると腐るのが遅いのがわかります。
コレを考えてみると腐るのが早い食べ物はとにかく生のもの。
そしてダシが入っているものです。
ダシは生鮮食品と同じで水分も沢山ありますし、何より栄養が満点です。
お弁当に入れる時水気の多いものは避けるようにダシがきいているものは腐りやすい傾向にあります。
ちなみに常温ではなく冷蔵庫で保存すればダシは2、3日持ちますので作りおきはできちゃいます。
常温のまま保存したいおかずはあらかじめ濃く味付けをして水分を切ってから保存してくださいね。
ダシものは1日数回火を入れて鍋蓋を閉めておけば数日間持ちますので管理をしっかりして下さい。
作り置きしたおかずが腐るのを防ぐ簡単な方法!
せっかく作り置きしたおかずしっかり保存して常備菜として使いたいですよね。
ポイントは3つ!
・腐敗防止は冷蔵庫に入れること。
・味付けを濃い目にすること。
・水分はしっかりと飛ばすこと。
先程も触れたポイントですが、この3つが本当に大事な食品管理の条件なんです!
また汁物の場合は一日数回火を入れるか冷凍して保存してしまうのが一番確実な方法です。
そして作り置きしたおかずを入れる容器もしっかりと消毒することも大事です。
せっかくおかずを入れても菌だらけの容器では傷みも早くなってしまいます。
では調理方法で腐るのを防ぐ方法に戻りましょう。
作り置きの場合、水分が多少なりとも出てきてしまいます。
この時水分が少ないほど腐りにくくなってきます。
水分と栄養がある場所で雑菌はどんどん増えていきますのでその場所を与えないようにする必要が出てきます。
食べ物ですから、栄養が残っているのは当たり前です。
そこで私達にできるのが水分を減らすこと。
塩もみやザルに乗せておく。
調理の時に長めに火を通して水分を飛ばしておく。
完成したらしっかりと冷まして熱が残らないようにしましょう。
この熱も、菌が繁殖する原因です!
きちんとした処理方法ができていればそぼろなどの肉類も常備菜として使えますよ。
常温で保存したい場合は一日に数回、ダシのもの以外もしっかりと火を通します。
煮物類はこちらのほうが保存しやすくなりますね。
数は多いですが簡単にできる方法でおかずが腐るのを防げます。
この小さな手間の部分が料理のコツや愛情として言われている部分でもあるのかもしれません。
まとめ
おかずを常温保存する時冬の場合ではほぼ問題ありません。
しかし夏やちょっと蒸す時期は常温放置すると大変なことになってしまいかねません。
既に調理されている料理は手で直接触れていないかきちんと火を通しているかで腐る時間も変わります。
火が通っているほど腐っている確率も低いですが手で触れていた場合は警戒をしたほうがいいでしょう。
菌は水分や気温で増殖する速度が変わってきます。
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コメント一覧
とても素晴らしいご説明、1人住まい前期高齢者にとって
有り難く助けになりました。
嬉しいお言葉ありがとうございます。
お役に立てて良かったです(^^♪
今後ともわかりやすい説明を心掛けていきます。