鍋用の鶏肉の部位と種類!もも肉や鶏胸肉がパサパサで硬くなるのを防ぐ方法も!
鍋に鶏肉を入れたいけど鍋に合う鶏肉ってどんな種類や部位なのか気になりますよね。
鍋用の鶏肉はどの部位がいい?
鶏肉には様々な部位があります。
代表的な部位としては、胸肉やササミ、モモや手羽先がありますよね。
他にも焼き鳥で人気なボンジリ、レバーに砂肝など名前を聞いたことがあるお肉が数多くあります。
鍋によく合う鶏肉として、もも肉、胸肉、手羽先、手羽元と全部で4種類の部位がオススメですよ。
ササミは肉が柔らかいのですが熱を通すとすぐに固くなり鍋物には向いていません。
ボンジリは煮物にむいているのですが、鍋物の場合は胸肉以上に油が多く鍋物との相性は残念ながらよくないんですね。
一方、もも肉と胸肉は非常に手に入りやすい肉でもありますし、野菜との相性や食べやすさからも優秀な鍋要員と言えるでしょう。
手羽先や手羽元はコラーゲンがたっぷりですが少し煮込みに時間がかかりますので誰かと鍋を囲む時に食べたいですね。
鶏肉の長所として鍋物として使用する、醤油味など様々な調味料と相性がいいという、最大かつ最強の長所があります。
鶏肉を鍋で使う時は様々な調味料類にもこだわって作るのもいいですよ!
鍋の鶏肉の種類はどんなのが合う?胸肉?もも肉?
では鶏肉の胸肉ともも肉ではどちらの方が鍋に合うのでしょう?
結論から言えば、胸肉が鍋物だけでなく、汁物などにもよく合うように仕上がるお肉です。
というのは、胸肉は火を通すと固くなってしまうという特徴があります。
鍋物は長い時間火を通しますがもも肉が柔らかくなるには時間がかかるのです。
一方で胸肉は鍋物と相性がよく長い時間、どれだけ火を通しても柔らかいままで食べることができます。
もちろん胸肉ともも肉の違いは胸にあるか、足にあるかの違いもあるのですが味や食感、中に入っている栄養も違います。
鶏胸肉は脂肪が少なく、タンパク質がたくさん入っています。
そのため熱で固くなりやすいんですね。 肉自体の水分も飛びやすいため肉はどんどん硬くなってしまいます。
対してもも肉は足の筋肉で脂肪とタンパク質、ビタミン鉄分と栄養も豊富です。
また鍋物は汁ごと食べる事が多くたっぷり汁に染み出したとしても流れ落ちることはありませんよね。
鍋物に鶏もも肉がオススメなのは栄養素も逃さず食べることができるのも大きな理由です。
ちなみにだし汁もおいしいですよ! 胸肉は焼き物に力を発揮しますが、もも肉は汁物に効果を発揮します。
でもむね肉にも旨味は多いためなんとなく避けてしまうのはもったいないですよね。
どうしても鶏胸肉しか手元になかったときのためにどうしたら柔らかくなるのか方法はあるんでしょうか?
鍋の鶏肉が硬くなるし鶏胸肉もパサパサになる!柔らかくする方法教えます!
では鍋用のお肉が鶏むね肉しかない場合はどうしたらパサパサにならず柔らかく仕上がる方法はあるの?
もちろんあります!
柔らかくなる方法はいくつかありますので1つずつご紹介していきましょう。
全部ちょっとした手間ですので面倒臭がらずに挑戦してみましょう!
まずは鶏胸肉を、そぎ切りにする方法です。
鶏肉の繊維を断つことで汁が染み込み固くなりにくいという特徴があります。
もう一つはお肉の皮目の方からフォークや串などで穴をあける方法です。
鶏肉に穴を何箇所も開けることで、最初のように繊維を断ってくれる効果があります。
お塩とお酒と一緒に袋に入れしっかりと揉み込むという手もあります。
いくらか揉み込んで寝かせると更に効果も出てきますよ!
下ごしらえでは、あらかじめ小さく切って調味料(お好みで)と片栗粉を軽く付ける方法もあります。
こちらは鍋つゆにとろみも付きますのでさむい冬の夜にオススメの下ごしらえなんです!
最後はなんと舞茸を使う方法がテレビで紹介されていました!
鶏肉を好みの大きさで切りみじん切りにした舞茸と一緒に水少々とビニール袋へ。
そして30分から1時間寝かせて鍋料理にそのまま入れましょう!しっとりやわらかく仕上がりますよ!
鶏胸肉はできるだけ最後に入れるとパサパサとなりにくくなります。
お鍋では火の通りにくい野菜を入れ火の通りやすい野菜とセットで入れるのが目安ですよ。
やり方や手順次第で鶏胸肉も柔らかく仕上がります。
鶏胸肉も鶏もも肉も好きな人はどちらも柔らかくおいしく頂ける方法を試してみてくださいね!
まとめ
鶏肉は鍋物に合うお肉としても優秀選手ですよね。
その中でも鶏もも肉と鶏胸肉は栄養も優秀です。
でも熱を通しても柔らかい鶏もも肉に対して鶏胸肉は固くなりがちです。
そこで知っておきたいのが下ごしらえや切り方です。
ちょっとしたコツを知っていれば固くなりがちな鶏胸肉もぷりぷりの状態で楽しめるんです!
様々な工夫を試してぜひ様々な鶏肉鍋を楽しんでくださいね。
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